こんにちは、ボストロールです。前回「自作PCの主要パーツ」という記事を書きましたのでその続きでパーツ選択の流れについて書いていこうと思います。

STEP01パソコンの利用目的に合わせて「CPUを選択」

パーツ選択でまずはしめに選択したいのが、パソコンの頭となる「CPU」。自作PC向けCPUはAMDとのintelの2社が製造しており、両社ともにローエンドから超ハイエンドまで、さまざまなラインナップを揃えている。まずは、利用目的や予算に合わせて、どのシリーズにするかチョイスしよう。また、グラフィック機能やCPUクーラーの有無、そしてオーバークロックへの対応にも注目。この3点の有無によって、用意するパーツが替わるので要注意だ。

STEP02 「マザーボード」はCPUに合わせて選択

パソコンのメイン基板となる「マザーボード」は、CPUに合わせて選択。マザーボードには「チップセット」というデータの橋渡しの役目を持ったパーツが搭載されており、CPUが対応するチップセットを搭載したマザーボードを選択する必要がある。同じチップセットを搭載した製品でも、1万円を切るものから3万円を超すゲーム向け高性能製品まで価格は幅広く、高価な製品ほど電源の強化や機能の追加が行われている。

STEP03「メモリ」は用途に合わせて搭載けイズを決める。

「メモリ」はCPUの作業場所となるパーツ。さまざまな規格があるが、自作PCで使うのはデスクトップパソコン用の「DIMM」という大きさの規格で、「DDR4』というチップ規格のもの。さらに速度の違う製品がいくつかあるので、CPUやマザーボードが対応する速度の製品を選択する。パソコンに搭載するサイズは、一般用途なら8GBでOK。さらに動画編集などの重い処理を行うなら16GB以上搭載する。

STEP04ゲームが目的なら「グラフィックボード」のを重視

「グラフィックボード」はパソコンの映像をモニターに表示するためのパーツ。グラフィック機能が搭載されたCPUを使う場合は不要だ。ただし、最新ゲームのプレイが目的なら、高性能なグラフィックボードが必要。 NVIDIAの「Geforceシリーズ、AMDの「 Radeon RXシリーズ」が提供されおり、それぞれ性能によってグレードが分けられている。最新ゲームを快適にプレイしたいなら、予算内で最上位の製品を選択しよう。

STEP05システムやファイルを収める「SSD」や「HDD」を選択


パソコンはパーツを組み立てただけでは、何の動作もしないただの置物。 Windowsやさまざまなアプリ、そしてユーザーファイルの入れ物となるストレージが必要だ。ストレージには、高速だが高価な「M.2 MVNE SSD」、手頃な値段で高速な「2.5インチSSD」、安価だが低速な「HDD」の3種類があるので、用途や予算に合わせて選択。システム用にSSDを用意して、さらに写真などの保存用にHDを増設する手もある。

STEPO6「PCケース」などその他必要なパーツを揃える


すべてのパーツを収める「PCケース」は各部のサイズに注意したい。まずATXやMICROATXなどマザーポードの規格を考慮。さらにグラフィックボードやCPUクーラーがきちんと入るか確認が必要だ。加えてパーツに電気を供給する「電源ユニット」も選択したパーツの消費電力に合わせて選択。また、CPUクーラーが同松されていないCPUでは、別途CPUクーラーも用意しましょう。